エラーレベル

LightFile Commandでは次のエラーレベルが設定されており、ログにそのキーワードとともに出力が行われます。ログの出力について詳しくはLightFileコマンド » ログ出力を変更するにはをご覧ください。

  • FATAL 重大なエラー。コマンドの実行を続行できない重大なエラー
  • ERROR エラー。コマンドの実行は続行できるが、期待した動作が行われなかったエラー
  • WARNING 警告。期待した動作が行われたが、エラーにつながる恐れのある事象
  • INFO 情報。動作の完了に関する情報
  • DEBUG デバッグ情報。問題の解決を目的とした動作の進捗情報
  • PROGRESS 進捗。定期的に出力される進捗情報

重大なエラー(FATALレベル)は通常、次のコマンドの実行までに解決すべき問題に起因しており、管理者は早期に検知する必要があります。次のようなケースが考えられます。

メールで通知するには

オプション--fatal-notify-emailにメールアドレスを指定すると、重大なエラーが発生した場合にそのメールアドレスに通知を行います。

メールアドレスはカンマ区切りで複数指定できます。

$ lightfile \
  --serial <付与されたシリアルコード> \
  --file-system local \
  --dir <対象ディレクトリ> \
  --fatal-notify-email "notify@ideamans.com,sysadmin@ideamans.com"

Slackで通知するには

オプション--fatal-notify-slack-webhook-urlにSlackのIncomming Message用のWebhook URLを指定すると、重大なエラーが発生した場合にそのWebhook URL経由で通知します。

さらに--fatal-notify-slack-webhook-channelにチャンネル名(#を含まない)を指定すると、そのチャンネルに通知を送信します。--fatal-notify-slack-webhook-channelの指定は任意です。

$ lightfile \
  --serial <付与されたシリアルコード> \
  --file-system local \
  --dir <対象ディレクトリ> \
  --fatal-notify-slack-webhook-url "https://example.slack.com/xxxxxxx/yyyyyyy" \
  --fatal-notify-slack-webhook-channel "lightfile"