画像ファイルを軽量化して上書き保存
LightFileコマンドは、定期的にWebサーバー上の新しい画像ファイルを探して軽量化して上書き保存するだけのプログラムです。
LightFile Lambda関数はS3上のファイル更新を検知して同じように上書き保存します。
同じサーバー内のファイルはもちろん、FTPやSFTP経由でそれを行うこともできます。もちろんバックアップは自動で作成。
だからCMSやECシステムに依存せず、それらに改修を行う必要がありません。
Webサイト運用フローもいままで通りです。

2種類のパッケージ
LightFileには実行プラットフォームが異なる2種類のパッケージがあります。
-
LightFileコマンド
Linux OS上で動作するコマンド形式のプログラム -
LightFile Lambda関数
AWSのLambda関数として利用するプログラム
通常はLightFileコマンドを使用します。LightFile Lambda関数は、S3バケット上の画像オブジェクトに対し、AWS Lambda関数として軽量化を行う特殊なパッケージです。
LightFileボット🤖
システム構成の検討や、プログラムの運用を避けたい場合はフルマネージドのプランLightFileボット🤖
も用意しています。
Webサービスのように気軽にご利用いただけます。
4種類の導入システム構成
2種類のパッケージの導入方法として、代表的な4種類の構成例を紹介します。あなたのWebサイトにもっとも適した構成をお選びください。
呼び名の混乱がないように、W1
、W2
、A1
、A2
というコードを用いています。
コード | 構成 / パッケージ | こんな場合におすすめ |
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W1
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Webサーバー1台構成LigthFileコマンド
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W2
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Webサーバー + LightFileサーバーLightFileコマンド
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A1
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Amazon S3 + AWS LambdaLightFile Lambda関数
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A2
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Amazon S3 + LightFileサーバーLightFileコマンド
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W1
Webサーバー1台構成 LightFileコマンド
Apacheなどが稼働するWebサーバーにLightFileコマンドを追加インストールし、cron
コマンドなどで定期的に実行します。
特定のディレクトリに含まれる画像ファイルが、サブディレクトリも含めて軽量化されます。

W2
WebサーバーとLightFileサーバーの2台構成 LightFileコマンド
Apacheなどが稼働するWebサーバーの他に、LightFile稼働用のサーバーを用意してLightFileコマンドをインストールします。
LightFileサーバーで定期的にLightFileコマンドを定期的に実行し、FTP/FTPS/SFTPのいずれかを経由してWebサーバー上の画像ファイルを軽量化します。

A1
S3バケットとLambda関数による軽量化 LightFile Lambda関数
S3バケットに格納された画像ファイルを、Lambda関数で軽量化します。
他の構成は定期的にLightFileコマンドを実行することで画像ファイルを軽量化するため、画像の作成から軽量化が行われるまでタイムラグが生じますが、この構成はほぼリアルタイムで軽量化が行われます。

A2
S3バケットとLightFileコマンドによる軽量化 LightFileコマンド
S3バケットに格納された画像ファイルを、LightFileコマンドの定期的なバッチ処理で軽量化します。
Lambda関数の運用に不慣れな場合や、リアルタイムでの軽量化が必要ない場合にはこの構成も選択できます。
